バランスの良い食事と適度な運動

脂肪燃焼作用のある桑の葉DNJ

昔は青汁の原料と言えば“ケール”でしたが、
今では、青汁を飲む目的も様々になり使われる原料も多種多様に増えています。
その中で注目されている原料のひとつに“桑の葉”があります。
桑の葉は、昔から滋養強壮や高血圧・糖尿病に効果があることが知られています。

中国では肥満を防止するための薬用茶として飲まれていたそうです。
また、カイコのエサとしても広く知られています。
ケールと比べて苦味やクセが少なく、乳酸菌や抹茶を混ぜた飲みやすい青汁も多く販売されています。

このように薬茶として古くから飲まれてきた桑の葉は、
他の青汁の原料と比べても引けを取らないほど栄養が豊富に含まれています。
特に、鉄や亜鉛、カルシウムなどのミネラルやビタミン類、食物繊維を豊富に含んでいます。
他にも、抗酸化作用のあるポリフェノールやフラボノイド、
眼精疲労や生活習慣病を予防するアントシアニンなど様々な栄養素が含まれているのです。

また、他の原料には含まれていない桑の葉特有の成分に“DNJ(1-デオキシノジリマイシン)があります。
『桑の葉で糖質の吸収をシャットアウト』のページでもご紹介をしていますが、
DNJには“血糖値抑制効果”があります。
体内にある糖質を分解して緩やかにする作用があるので血糖値の上昇を抑えて、糖尿病などの病気を予防します。

人間は1日に使われるエネルギーの約60%を糖質から摂取しています。
DNJの効果によって血糖値が抑えられると血中のブドウ糖濃度が上がらなくなり、
脳や筋肉がエネルギー不足の状態になります。

すると脳が生命活動に支障をきたすと判断をして、体内に蓄えられた脂肪からエネルギーを確保しようとします。
その結果、体脂肪が燃焼されてエネルギーとなり肥満を改善することができるのです。

また、DNJのダイエット効果が期待されているもう一つの理由は、
DNJはカロリーだけをカットしてくれるというところです。
他に脂肪分の吸収を抑えるビタミンAやビタミンEの場合は、油溶性の栄養分の吸収までも抑えてしまいます。
ですが、DNJの場合は、栄養分を失うことなく摂取することができるのです。

DNJの効能は桑の葉独特の効能です。
桑の葉自体に脂肪燃焼の効果がありますから、少ない運動量でも効果が出る可能性が高いですよね。

DNJは桑の葉にしか含まれていない成分ですから、
青汁を選ぶときが主原料に桑の葉を使用しているかどうかチェックをしてから購入してくださいね。

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