バランスの良い食事と適度な運動

レタスの40倍の食物繊維で健康的に痩せるいぐさダイエット

“いぐさ”と聞いて最初に思い浮かぶのは“畳”や“ゴザ”のイメージではないでしょうか。
畳の匂いをかぐと何故か気持ちが落ち着いてリラックスできますよし、
畳の上に横になると「やっぱり日本人だなぁ」と実感できるものです。

い草は古くから消炎剤や利尿剤などの薬草として日本で使用されてきましたが、
食品としてもイメージはほとんどないのが現状です。
そんな、いぐさを主原料とした青汁が今話題になっていることを知っていますか?

まず、食品としてのイメージが薄く薬草として使用されてきたいぐさですから、さぞかし味にクセがあるのだろう
と考えてしまいますが、いぐさには毒素が少ないため、ケールのような苦味や青臭さがほとんどありません。

明日葉や大麦若葉などと比べても飲みやすいと言われています。
イメージとしては抹茶の風味に近いかもしれません。
抹茶風味でおだやかな気持ちになれるいぐさの青汁はとても飲みやすいことが特徴で、
お子さまにもおすすめの青汁です。

また、いぐさには大変豊富な食物繊維が含まれており、その量はレタスの約40倍、
青汁の主原料で知られるケールの約1.5倍もあると言われています。

食物繊維には腸内環境を正常に戻し、いらなくなった老廃物を外に排出する役割をするので便秘を解消して、
むくみをなくしスッキリとした体型にする効果もあります。
便秘症で長年悩んでいた人も、いぐさの青汁を飲むことで、
驚くほどにお通じが良くなったと言う話を耳にすることがあります。

不要な老廃物が外に出されきれいな血液が体を流れるので、
ニキビや吹き出物などの肌荒れにも効果を期待することができます。

その他にも、血糖値や血液中の悪玉コレステロールを抑える働きがあるので
高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果もあるのです。
また、いぐさには抗酸化作用の高いポリフェノールが赤ワインの約30倍、ケールの約5倍も含まれています。

ポリフェノールにはアンチエイジング効果があり、
細胞の老化を引き起こす“活性酸素の”活動を抑える働きがあります。
活性酸素が細胞を傷つけると、シミやシワなどの肌の老化を進行させます。
血管を詰まらせて、動脈硬化や心臓病、脳梗塞などを引き起こす原因にもなるのです。

ポリフェノールを豊富に含むいぐさを摂取することで、心臓病や脳梗塞などの生活習慣病を予防し、
若々しい体を維持することができるのです。

さらに、いぐさには強い抗菌作用があります。
殺菌やウィルスが体内に入ることを防ぐので、病気や食中毒から体を守ることができます。
い草が古くから薬草として使用されてきたのは、このように高い抗菌作用があったからなのです。

食用としては、まだまだ浸透の少ないいぐさですが、
青汁として摂取することで健康的に痩せることのできる万能な植物です。
特に胃腸の弱い方は、積極的にい草の青汁を飲むことをおすすめします。

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